自宅から近い場合や子供が小さい時期に観光地に行くなら自家用車が便利ですよね。
駐車場があるだけでもありがたいけれど、出来れば無料駐車場があると嬉しいもの。
今回は奈良県の明日香村で観光時に利用できる無料駐車場を写真つきでご紹介したいと思います。
明日香村の観光スポット「石舞台古墳」には無料駐車場はある?
明日香村で有名な古墳と言えば、日本最大級の方墳として教科書にも載っている「石舞台古墳」ではないでしょうか?
誰のお墓なのかは不明とされていますが、有力なのは蘇我馬子のお墓ではないかという説です。
こちらを見学するなら、石舞台古墳から道を挟んだ向かいに「飛鳥歴史公園 石舞台地区駐車場」という無料駐車場があります。
普通車30台が駐車可能ですが、天気の良い観光日和には満車になりやすいです。
また、サイクリング客が多くなる時期は、自転車専用駐輪場となりますのでご注意ください。
※2023年4月29日(土)〜5月7日(日)まで自転車専用駐輪場となります。
明日香村の観光スポット「高松塚古墳」には無料駐車場はある?
歴史の教科書に載っていると言えば、高松塚古墳の石室の壁画も有名ですよね。
飛鳥美人と称される「西壁 女子群像」が特に知られており、年に数回一般公開もされています。
こちらへ観光に行くなら「飛鳥歴史公園館」の駐車場にもなっている「飛鳥歴史公園 高松塚周辺地区駐車場」が無料で利用できます。
飛鳥歴史公園館前の駐車場(第1駐車場)
また、道路を挟んだ向かいに第2駐車場があります。
第1、第2駐車場合わせて普通車36台が駐車可能です。
高松塚古墳、高松塚壁画館は駐車場から徒歩10分ほどの場所にありますよ。
明日香村の観光スポット「キトラ古墳」には無料駐車場はある?
明日香村のもう一つ有名な古墳と言えば「キトラ古墳」です。
日本で最初に発見された高松塚古墳に続き、2番目に発見された壁画古墳です。
こちらの壁画は人ではなく、世界最古の天文図、青龍・白虎・朱雀・玄武の四神などが描かれています。
キトラ古墳へ行く場合は隣接する「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」から道を挟んだ向かい側に無料で利用できる第1駐車場があります。
第1駐車場には普通車18台、身障者用2台が利用できます。
第1駐車場が満車の場合は無料の第2駐車場もありますが、第1駐車場から950m離れており、徒歩約20分ほどとなっていますのでご注意ください。
公園となっており、天気の良い日はウォーキングに最適です。
第2駐車場に行くには、第1駐車場を左に出て道なりに進みます。
道なりに走ると右側に第2駐車場が見えてきます。
第2駐車場には普通車40台、身障者用2台が駐車出来ます。
明日香村の観光スポット「甘樫丘」には無料駐車場はある?
地元の方の憩いの場ともなっている甘樫丘。展望広場から望む明日香村や橿原市の景色も素晴らしいですが、万葉植物も四季折々楽しめるよう整備されています。
甘樫丘へ行く場合は、「飛鳥歴史公園 甘樫丘地区川原駐車場」という無料駐車場が利用出来ます。
普通車29台、身障者用2台が置くことが出来ます。
こちらの駐車場も花や植物の見頃や観光シーズンには満車となりやすいです。
明日香村の観光スポット「飛鳥寺」には無料駐車場はある?
飛鳥寺は蘇我馬子が創建した日本で一番古い本格的な仏教寺です。
「飛鳥大仏」と呼ばれて親しまれているご本尊”銅造釈迦如来坐像”も日本最古の仏像として重要文化財にしてされています。
飛鳥寺には参拝者用の駐車場(普通車20台)はありますが、有料(普通車500円)となっており、無料駐車場はありません。
明日香村の観光スポット「橘寺」には無料駐車場はある?
橘寺は「聖徳太子生誕の地」と伝わる天台宗のお寺です。
写経道場もあるので、写経体験も出来ますよ(有料。なるべく事前予約を)。
こちらの橘寺には参拝者用の無料駐車場があります。
普通車40台が駐車できます。
駐車場までの道幅は狭いですが、見通しは良いです。
明日香村の観光スポット「岡寺」には無料駐車場はある?
岡寺は西国三十三所観音霊場(近畿2府4県と岐阜県にある33ヶ所の観音菩薩様に対する信仰の聖地)のひとつであり、神仏のご利益を得られる現在も多くの参拝者が訪れるお寺です。
また、厄除けを日本で最初に始めたとされています。
岡寺には参拝者用の無料駐車場があります。
但し、道中に対向が難しいカーブもある細い道がありますので、特に観光シーズンなどの人出が予想される時は運転が苦手な方や初めて行かれる方は、県道15号線沿いにある「岡寺門前駐車場」をおすすめします。
第1、第2と無料駐車場があり、普通車が15台ほど駐車することが出来ます。
岡寺へ行くには3パターンあります。
近鉄飛鳥駅方面から行く場合
1つ目は近鉄飛鳥駅方面から行く場合です。「岡」交差点を直進します。
ここからがさらに道幅が狭くなり、カーブにもなっていますので通行する際はご注意ください。
この道を進むとT字路になっていますので、T字路を左に曲がります。
そのまま進んでいくと岡寺の駐車場に到着します。
飛鳥寺方面から行く場合
2つ目は飛鳥寺方面から岡寺に行く場合です。こちらの看板が出てくるので、矢印通りに坂を上っていきます。
ここからがさらに道幅が狭くなり、カーブにもなっていますので通行する際はご注意ください。
この道を進むとT字路になっていますので、T字路を左に曲がります。
そのまま進んでいくと岡寺の駐車場に到着します。
石舞台古墳方面、万葉文化館方面から行く場合
石舞台古墳方面または万葉文化館方面から県道15号線を通って行く場合は、こちらの「民宿若葉」さんと「ココロゴハン」さんの看板を参考にしてください。
ここからがさらに道幅が狭くなり、カーブにもなっていますので通行する際はご注意ください。
この道を進むとT字路になっていますので、T字路を左に曲がります。
そのまま進んでいくと岡寺の駐車場に到着します。
明日香村の観光スポット「奈良県立万葉文化館」には無料駐車場はある?
万葉文化館は日本で一番古い歌集「万葉集」を中心とした古代文化に関する展示等を見ることが出来る施設です。
万葉文化館には普通車110台が駐車できる無料駐車場があります。
県道15号線を走ると、「万葉文化館前」という交差点がありますので、看板に沿って進みます。
坂を下ると駐車場があります。
(料金所があるように見えますが、現在はそのまま通過できます)
明日香村観光の無料駐車場まとめ
今回は明日香村観光時に利用できる無料駐車場についてご紹介しました。
明日香村の主要観光スポットには無料駐車場が用意されています。
自然に囲まれ、古代の歴史に溢れる明日香村にぜひ遊びに行ってくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。