本屋さんなどに行くと幼児向けのドリルが並んでおり、価格も幼児教室などに通うよりも安価なので家庭学習用に手に取りやすいです。
また幼児のうちは何度も書いて練習することで物事を覚えていくので、幼児ドリルは繰り返して使うことが出来ると良いですよね。
ですが、ほとんどの幼児ドリルは一度書き込んでしまうと2回以上使うことが出来ません。
そこで今回はコピーいらずで幼児ドリルを繰り返し使うことが出来るようにリメイクする方法をご紹介したいと思います。
幼児ドリルを繰り返し使う方法は?
ドリルを繰り返し使う場合は、
- 書いたあと消しゴムで消す
- ドリルを使う前にコピーを取る
- ラミネート加工する
というのが多いと思います。
どれも1回きりだけでなく、幼児ドリルを繰り返し使うことが出来ます。
今回は上記以外の方法をご紹介します。
クリアファイルブックで繰り返し使うドリルを作成
幼児ドリルを繰り返し何度も書けるようにリメイクするのはとっても簡単!
準備する物もたった4つです。
【準備するもの】
- 繰り返し使いたい幼児ドリル
- クリアファイルブック
ズレるのを予防するため、クリアファイルブックのサイズはドリルのサイズに合わせるのがベストです。また、ポケット数もドリルのページに合わせると同じドリルが一冊のクリアファイルに収まります。 - ホワイトボード用マーカー
お子さんの持ちやすい太さの物を選ぶのがおすすめです。 - ホワイトボード用イレーザー
マーカーにセットされている場合、布などで代用する場合は不要です。
全て100円ショップでも手に入りますので、税込み440円〜作ることが可能です!
今回はドリル以外は全てダイソーさんで揃えました。
繰り返し使うドリルの【作り方】
①ドリルを1枚ずつ切り離しバラバラにします。
>>幼児ドリルを切り離して使いたい!コピーにも便利な1枚ずつにする方法
②バラバラにしたドリルをクリアファイルブックに1枚ずつセットしていく。
以上で完成です!
ドリルをする時はそのままビニールの上からホワイトボードマーカーで記入します。
消したい場合はイレーザーで子どもの軽い力でも消せるので、小さいお子さんが自分で消せますよ。
クリアファイルブックは100円ショップのものだと1枚が薄く、強く書くと文字が消えても跡が残ることも。気になる方は、厚めのものを選ぶと良いですよ。
幼児ドリルを繰り返し使うのはメリットがいっぱい!
幼児期はまだまだルールを把握してドリルを進めることが難しいうえ、集中力もないので横で見ていると「あ、違う!」「ぐちゃぐちゃに殴り書きしないで!」など口を出してしまったり、イライラしちゃいますよね。
でも今回紹介する幼児ドリルを繰り返し使える方法を実践するとそんな負担が格段に減るんです!
幼児ドリルを繰り返し使うメリット①
一番のメリットは書いた文字がすぐに消せることです!
枠からはみ出したり、書き順を間違えてしまった時に消しゴムで消すより簡単に書いた文字を消すことが出来ます。
他にも知らないうちに子どもがドリルを進めてしまった時、他の兄弟姉妹が書いてしまった場合もさっと消すことが出来ます。
幼児ドリルを繰り返し使うメリット②
ドリル学習の特徴は繰り返して使うことで学習したことを定着することです。
特に幼児期は同じ事を繰り返して「ひらがな・カタカナ・数字」などの基礎を定着させるのがメインとなるので、1冊のドリルを何度も繰り返して使うことでさらに長期的な記憶定着に効果が発揮されます。
幼児ドリルを繰り返し使うメリット③
クリアファイルブックを使用して幼児ドリルを繰り返して使えるようにすると、「ちゃんとやってくれない」「ドリルが勿体ない」というイライラがなくなります。
線がはみ出ても集中力が無くなって殴り書きになっても、コピーを追加する必要もないし、消しゴムで消す労力もかかりません。
さっとイレーザーで消せば済むので、子どもの書きたい欲を思う存分に発揮しながら、親も見守ることが出来ます。
幼児ドリルを繰り返し使うメリット④
すぐに消したり、やり直したり出来るので、親が「間違わないように」と付きっきりで見る必要がなくなるので、子どものびのび書くことが出来ます。
「間違えないように」と監視するようになると、子どもは自分の考えを発揮できず、親の顔色を見るようになってしまいます。
その子の性格にもよりますが、指示待ちの子というのは「自分がやって怒られるくらいなら、言われたことをやろう」という小さい頃の経験からもくるようです。
幼児ドリルを繰り返し使うメリット⑤
子ども一人だけでなく、他の兄弟姉妹も使用出来るので費用を抑えることが出来ます。
幼児ドリルを繰り返し使うデメリットは?
メリットいっぱいの幼児ドリルを繰り返し使える方法ですが、デメリットはあるのでしょうか?
幼児ドリルを繰り返し使うデメリット①
ホワイトボードマーカーを使うので、記入したものは手が触れただけでも消えやすいので、迷路などで行ったり来たりしていると途中で消えることがあります。
なので、手や服にインクが付きやすくなってしまいます。
ホワイトボードマーカーは筆圧が弱い幼児でも線が濃く書けるので便利ですが、消えやすさゆえ、書いている途中に触れると消えてまうのがデメリットです。
幼児ドリルを繰り返し使うデメリット②
幼児ドリルの枚数が多いと、クリアファイルブックに1枚1枚収納するのに時間がかかってしまいます。
私は40枚ほどのドリルをバラバラにして収納するのに15分ほどのかかりました。
準備が面倒な人には
「そうはいってもやっぱりドリルをバラバラにして、ファイルにも入れるのは面倒だわ」と思われる方は、ひらがな・カタカナ・アルファベットに限定されますが、こんなドリルも発売されています。
このシリーズはホワイトボードマーカーを用意すればすぐに始められますよ。
マーカーが消えない時は
ホワイトボードマーカーは書いた後すぐであればイレーザーを使用するとすぐに消せますが、時間が経ったり、ボードとペンの相性によってキレイに消えないこともあります。
そんな時に使えるのが「メラミンスポンジ」です!
消えにくいペン残りもこれがあればキレイになります。
こちらも100円ショップで手に入るので、ペン残りが気になる方はメラミンスポンジもゲットしてくださいね。
※水がなくても落ちます。
幼児ドリルを繰り返し使えるようにリメイクまとめ
幼児のうちはまだまだドリルをきれいに書くことは難しいと思いますが、「書きたい!」という欲求がある時に幼児ドリルを何度も書けるドリルにリメイクして活用するとあっという間に覚えてしまうものです。
丁寧に書く練習は後からでも出来ますが、子供の「やりたい!」という気持ちは案外短いものなので、その時期を逃さないためにも事前に複数用意しておくと良いと思います。
とっても簡単に出来るのでぜひ試してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。