明日香村観光のモデルコース紹介!車でどこに行く?

amakashi-oka 明日香村

歴史の教科書でもお馴染みで誰もが目にしたことがある「明日香村」。

修学旅行で来たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は車で明日香村へ観光に行く際のモデルコースをいくつかご紹介したいと思います。

日本最古の遺跡やお寺もありますし、聖徳太子や蘇我一族にまつわる観光スポットもありますので、歴史に興味がある方が訪れても楽しめます。

また、明日香村内では、桜や菜の花、飛鳥時代から変わらず生息している植物なども見ることが出来ますので、是非今回ご紹介する明日香村での車で訪れたい観光モデルコースを参考にしてみてくださいね。

>>明日香村を観光するのに無料駐車場はある?写真と地図でご紹介
>>明日香村の花の見頃はいつ?季節別にご紹介
>>明日香村を観光する移動手段は?おすすめはこの5つ!

目次

車で明日香村観光モデルコース①古墳(飛鳥歴史公園)巡り

車で明日香村を観光するなら、古墳巡りはいかがでしょうか?

明日香村には3つの有名な古墳があり、国土交通省によって整備された国営の公園になっており、施設も綺麗に管理されています。

無料の駐車場も完備されていますので、車で観光するにはピッタリのコースだと思います(観光シーズンには無料駐車場が利用出来ない場合もあります)。

  1. キトラ古墳
  2. 高松塚古墳
  3. 石舞台古墳
  4. 甘樫丘

昼食を食べるなら、石舞台古墳周辺に飲食店が数店あります。

また、4月〜11月の土日祝に限りキトラ古墳地区でバーベキューも楽しむことが出来ますよ。

また、この3つの古墳に「酒船岩遺跡」を加えた4か所では、明日香村オリジナルの御朱印【飛鳥乃余韻(あすかのよいん)】が販売されています。

訪れた記念に購入してみてはいかがでしょうか。

キトラ古墳

キトラ古墳は、日本で2番目に発見された大陸風の壁画が描かれている古墳です(日本最初は高松塚古墳)。

隣接する「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」では実物の壁画や出土遺物を保存管理しており、壁画は年に数回一般公開されています。

また月に1回、飛鳥時代に作られていたガラスづくりと古代ガラスを使ったアクセサリーづくりを体験することが出来るイベントも行っていますので、体験したい方は日程をこちらで確認してくださいね。

【キトラ古墳壁画体験館 四神の館】

開館時間9:30~17:00 
(12月~2月は9:30~16:30)
休館日12月29日~1月3日
入館料無料
駐車場無料駐車場あり
所在地奈良県高市郡明日香村阿部山67
お問い合わせ 0744-54-5105

高松塚古墳

Takamatsuzuka Burial Mound

高松塚古墳は石室の壁画が有名で、歴史の教科書などにも紹介されています。特に西壁の女子群像は色彩鮮やかなことで知られており、「飛鳥美人」とも称されています。

こちらの古墳でも年に数回一般公開がされていますよ。

隣接する「高松塚壁画館」では壁画模写や発掘された装飾品などのレプリカなどが展示されています。

【高松塚壁画館】

開館時間9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日・12月29日~1月3日
・4、7、11、2月の第2月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料一般 300(250)円
大学・高校生130(100)円
中学・小学生70(50)円
()は団体料金(10名以上)
駐車場無料駐車場あり
(国営飛鳥歴史公園館の駐車場が利用可能)
所在地奈良県高市郡明日香村大字平田439
お問合わせ0744-54-3340

3.石舞台古墳

asuka-sightseeing-ishibutai

本来古墳はお墓ですので、土の中に石室がありますが、石舞台古墳は盛土が全く残っていないため、巨大な石室が外から確認することが出来ます。


石の上面が広く平らになっており、まるで舞台のように見える様子から「石舞台」と呼ばれています。

内部も公開されていますので、入場すれば、石室の中も見ることが出来ますよ。

【石舞台古墳】

入場時間8:30~17:00(受付16:45まで)
休業日年中無休
入場料一般 300(250)円
高校生~小学生100(50)円
※()は団体料金(30名以上)
駐車場無料駐車場あり
※観光シーズンは自転車専用の駐輪場となるため、
有料駐車場の利用となります。
所在地奈良県高市郡明日香村島庄133
お問合わせ先飛鳥観光協会 0744-54-3240

4.甘樫丘

amakashi-oka

古墳に加え国営飛鳥歴史公園が管理しているのが「甘樫丘(あまかしのおか)」です。

こちらには甘樫丘展望台と河原展望台があり、明日香村内だけでなく、近隣の橿原市内の大和三山(畝傍山、耳成山、天香久山)や藤原宮跡などの風景を望むことができます。

また、日本最古の歌集でも登場する植物が植えられたれた「万葉の植物園路」も整備されていて、古き良き日本を感じることも出来ます。

年中を通して花の手入れもされているので、季節ごとに違った風景を楽しむことが出来ますよ。

【甘樫丘】

入場時間24時間OK
休業日年中無休
入場料無料
駐車場無料駐車場あり
所在地奈良県高市郡明日香村大字川原
お問合わせ先飛鳥管理センター 0744-54-2441

車で明日香村観光モデルコース②お寺巡り

お寺が好きな方は、お寺巡りはいかがでしょうか?

明日香村には歴史ある寺院も複数あり、御朱印を集めている方にもおすすめです。

  1. 橘寺
  2. 岡寺
  3. 飛鳥寺

昼食を食べるなら、岡寺の参道周辺にカフェやレストランがあります。

岡寺から飛鳥寺へ向かう途中に「奈良県立万葉文化館」があり、そちらにも数店飲食店がありますよ。

橘寺

聖徳太子のが建立した七寺の一つで、聖徳太子が生誕した地に建てられたとされています。

観音堂は新西国三十三箇所の第10番札所となっています。

飛鳥時代からの石造物が残っており、歴史感じることが出来ます。

また、往生院の天井画も色鮮やかな花の絵がたくさん飾られています。

【橘寺】

所在地〒634-0142
高市郡明日香村橘532
拝観時間09:00~17:00(受付 16:30まで)
拝観料大人・大学生…400円
高校生・中学生…300円
小学生…200円
駐車場無料駐車場あり
TEL0744-54-2026

岡寺

岡寺は西国三十三所観音霊場の第七番札所そして日本最古の厄除け霊場として知られています。

厄除けの由来はこのお寺を建立した義淵僧正が飛鳥の地を荒らしていた悪龍からの『厄難』を取り除き、この地を守ったことから『やくよけ信仰』の始まりとされています(所説あります)。

また、ゴールデンウイーク中の2023年4月29日(土)~5月7日(日)には、毎年恒例となっている『華の池~水面に浮かぶ天竺牡丹』が開催予定です。

それに伴い、【華の池 天竺牡丹切り絵御朱印】も発売されていますので、ぜひ訪れてみてくださいね。

【岡寺】

所在地〒634-0111
奈良県高市郡明日香村岡806
入山時間8:30~17:00
(12月~2月 8:30~16:30)
入山料大人(大学生以上)…400円
高校生…300円
中学生…200円
※小学生以下は無料
駐車場無料駐車場あり
※道中道幅がとても狭くなっていますのでご注意ください。
TEL0744-54-2007

飛鳥寺

飛鳥寺は蘇我馬子の発願によって建立されて日本初の本格的寺院です。

本尊の銅造釈迦如来坐像は飛鳥時代に造られた日本最古の仏像で『飛鳥大仏』の名で親しまれています。

【飛鳥寺】

所在地〒634-0103
高市郡明日香村飛鳥682
拝観時間09:00~17:30
10月~3月は17:00まで
※受付は各15分前まで
拝観料大人・大学生…350円
高校生・中学生…250円
小学生…200円
駐車場あり(普通車500円。無料駐車場はありません)
TEL0744-54-126

車で明日香村観光モデルコース③明日香の歴史を学ぶ

明日香の歴史を学びたい方にはこちらのコースがおすすめです。

  1. 国営飛鳥歴史公園館
  2. 奈良県立万葉文化館
  3. 奈良文化財研究所 飛鳥資料館

昼食をとられるなら、「奈良県立万葉文化館」や「奈良文化財研究所 飛鳥資料館」の周辺に数店飲食店がありますよ。

国営飛鳥歴史公園館

飛鳥地方の史跡や歴史を紹介する立体模型や映像を見ることが出来ます。

飛鳥の歴史アニメやタッチパネルを使って飛鳥の風景を見ることが出来るなど、四季折々の飛鳥を楽しむことが出来る施設となっています。

国営飛鳥歴史公園館から高松塚古墳は近いので(駐車場も共用)、ぜひ高松塚古墳へも行ってみてはいかがでしょうか。

所在地奈良県高市郡明日香村大字平田538
開館時間9:30~17:00
※12月~2月は16:30閉館
休館日12月29日~1月3日
4、7、11、2月の第2月曜日(祝日の場合は翌日)
入館料無料
駐車場無料駐車場あり

奈良県立万葉文化館

日本最古の歌集『万葉集』を中心に古代文化を体験することが出来るミュージアムです。

富本銭などの出土品が展示されていたり、万葉庭園もありますので見どころ満載ですよ。

所在地奈良県高市郡明日香村大字飛鳥10
開館時間10:00~17:30 (入館は17:00まで)
休館日月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
入館料無料/展覧会のみ有料
駐車場無料駐車場あり
TEL0744-54-1850

奈良文化財研究所 飛鳥資料館

主に6世紀~8世紀の飛鳥地方の歴史や文化について、発掘資料をメインに展示しています。

所在地奈良県高市郡明日香村大字奥山601
開館時間 9:00~16:30
休館日月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
入館料270円
駐車場無料駐車場あり
※台数に限りがあるため、満車の場合は近くに
有料駐車場があります。
TEL0744-54-3561

車で明日香村観光モデルコース④歴史上の人物ゆかりの場所

こちらのコースでは歴史上の人物ゆかりの地を巡るコースをご紹介します。

  1. 橘寺
  2. 石舞台古墳
  3. 飛鳥寺
  • 橘寺は聖徳太子
  • 石舞台古墳と飛鳥寺は蘇我馬子

に関連がある場所となっています。

橘寺

聖徳太子のが建立した七寺の一つで、聖徳太子が生誕した地に建てられたとされています。

観音堂は新西国三十三箇所の第10番札所となっています。

飛鳥時代からの石造物が残っており、歴史感じることが出来ます。

また、往生院の天井画も色鮮やかな花の絵がたくさん飾られています。

営業時間などはこちら

石舞台古墳

本来古墳はお墓ですので、土の中に石室がありますが、石舞台古墳は盛土が全く残っていないため、巨大な石室が外から確認することが出来ます。

誰が埋葬されていたかは不明ですが、蘇我馬子という説が有力とされています。

石の上面が広く平らになっており、まるで舞台のように見える様子から「石舞台」と呼ばれています。

内部も公開されていますので、入場すれば、石室の中も見ることが出来ますよ。

営業時間などはこちら

飛鳥寺

飛鳥寺は蘇我馬子の発願によって建立されて日本初の本格的寺院です。

本尊の銅造釈迦如来坐像は飛鳥時代に造られた日本最古の仏像で『飛鳥大仏』の名で親しまれています。

営業時間などはこちら

車で明日香村観光モデルコース⑤明日香といえばここ!

明日香と言ったらここ!という観光施設を集めました。

道幅が狭い所や有料駐車場もありますので、ご注意ください。

  1. 高松塚古墳(国営飛鳥歴史公園館)
  2. 橘寺
  3. 石舞台古墳
  4. 岡寺
  5. 飛鳥寺

高松塚古墳は国営飛鳥歴史公園館の駐車場を利用出来ますので、高松塚古墳に行く前または行った後に国営飛鳥歴史公園館に寄ってみてはいかがでしょうか。

高松塚古墳

高松塚古墳は石室の壁画が有名で、歴史の教科書などにも紹介されています。特に西壁の女子群像は色彩鮮やかなことで知られており、「飛鳥美人」とも称されています。

こちらの古墳でも年に数回一般公開がされていますよ。

隣接する「高松塚壁画館」では壁画模写や発掘された装飾品などのレプリカなどが展示されています。

営業時間などはこちら

橘寺

聖徳太子のが建立した七寺の一つで、聖徳太子が生誕した地に建てられたとされています。

観音堂は新西国三十三箇所の第10番札所となっています。

飛鳥時代からの石造物が残っており、歴史感じることが出来ます。

また、往生院の天井画も色鮮やかな花の絵がたくさん飾られています。

営業時間などはこちら

石舞台古墳

本来古墳はお墓ですので、土の中に石室がありますが、石舞台古墳は盛土が全く残っていないため、巨大な石室が外から確認することが出来ます。

誰が埋葬されていたかは不明ですが、蘇我馬子という説が有力とされています。

石の上面が広く平らになっており、まるで舞台のように見える様子から「石舞台」と呼ばれています。

内部も公開されていますので、入場すれば、石室の中も見ることが出来ますよ。

営業時間はこちら

岡寺

岡寺は西国三十三所観音霊場の第七番札所そして日本最古の厄除け霊場として知られています。

厄除けの由来はこのお寺を建立した義淵僧正が飛鳥の地を荒らしていた悪龍からの『厄難』を取り除き、この地を守ったことから『やくよけ信仰』の始まりとされています(所説あります)。

また、ゴールデンウイーク中の2023年4月29日(土)~5月7日(日)には、毎年恒例となっている『華の池~水面に浮かぶ天竺牡丹』が開催予定です。

それに伴い、【華の池 天竺牡丹切り絵御朱印】も発売されていますので、ぜひ訪れてみてくださいね。

営業時間などはこちら

飛鳥寺

飛鳥寺は蘇我馬子の発願によって建立されて日本初の本格的寺院です。

本尊の銅造釈迦如来坐像は飛鳥時代に造られた日本最古の仏像で『飛鳥大仏』の名で親しまれています。

営業時間などはこちら

車で明日香村観光モデルコースまとめ

今回は車で巡る明日香村の観光モデルコースをご紹介しました。

無料駐車場がある施設がほとんどですので、ぜひ気軽に明日香村観光へ来てみてくださいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

>>明日香村を観光するのに無料駐車場はある?写真と地図でご紹介
>>明日香村の花の見頃はいつ?季節別にご紹介
>>明日香村を観光する移動手段は?おすすめはこの5つ!

タイトルとURLをコピーしました