最近は何かと災害や値上げで備蓄が叫ばれていますね。
ニュースでも連日値上げや品不足の話題が出て、「なんとかしないと」と不安になってきていませんか?
でもちょっと待って下さい!
手当たり次第に始めるのは後悔のもとです。
この記事では、備蓄歴3年の小学生以下の子供が2人いる我が家の食料備蓄の失敗と成功をご紹介したいと思います。
食料備蓄の失敗
コロナが流行し、買い物にも気軽には行けない雰囲気だったので本格的に食料備蓄を始めました。
最近は、備蓄をしている方々がブログやYoutubeで商品を紹介しています。
私も備蓄を始めた頃は、そういったものを参考にしていました。
その中で、これは買ったけど必要なかったなと感じた物をご紹介したいと思います。
普段食べないもの
いざ備蓄を始めると、意外と食品の賞味期限が短い事に気付きます。
大体、半年から1年くらいのものが多い印象です。
なので、他の人がオススメする食料品を「良さそうだから」と購入してしまうと、「いつの間にか賞味期限が切れている!?」という事態に直面します。
我が家の食料備蓄から外したものは
- オーツ麦
- コーンフレーク
- グラノーラ
- カップラーメンや袋麺
などです。
オーツ麦やグラノーラは栄養価も高く、いざとなったら水分がなくてもそのままで食べれるかなと思い備蓄をしていました。
しかし我が家では口に合わなかったりして、結局食べきれなくなってしまいました。
カップラーメンや袋麺は調理に水を多く必要となるのと、普段あまり食べないのでなくても困らないので、備蓄から外しました。
普段口にしないものは、意識にも残りにくく、買ったことも忘れやすいのでお気を付け下さいね。
味付きのもの
こちらは好みになってくると思いますが、備蓄するならシンプルな味のものを準備すると良いと思います。
味のバリエーションがある方が気分転換になるのではと思っていましたが、シンプルな味の方が調味料で味を変えやすく使いやすかったです。
味のバリエーションを減らしたもの
- サラダチキン
- 缶詰
サラダチキンや缶詰も日常的に食べているわけでなく、たんぱく質摂取のために備蓄用にいくつか用意しました。
賞味期限が近づいたので、消費するために使用したのですが、シンプルな味の方がどんな料理にも使えるので、我が家では塩味や水煮のものをベースに備蓄することにしています。
また災害の時などは、メンタルにも影響が出て食欲が無くなるようなので、シンプルな味の方が喉を通りやすいかと思います。
乾燥野菜
災害時にはなかなか野菜が手に入りにくいようなので、乾燥野菜も購入していました。
しかしラーメンやお味噌汁の具材として利用する以外に思い浮かばず、賞味期限期限が近いものをあまり消費できなかったので、我が家の食料備蓄からは外しました。
時間が立つと変色したような感じになり、味も美味しくなくなってしまったので。
その代わり、我が家では青汁を備蓄に追加しました。
食料備蓄で買い足した商品
食料備蓄の失敗から、我が家で普段からよく食べるもので、買い足しをした商品をご紹介します。
※お米・お水・調味料は除いています。
梅干し
我が家では梅干しを毎日食べています。
スーパーで主に売られている梅干しは、塩分10%以下のものが多く冷蔵庫で保管しないといけません。
ですが、梅干は塩分量15%以上であれば常温で長期保存することが出来ます。
昔から梅干は薬代わりに使われることも多い食品です。
年数が経てば経つほど、塩味もまろやかになリますので、一日1〜2粒程度であれば塩分量を気にすることもないと思っています。
インスタントお味噌汁
お味噌汁もほぼ毎日食べており、災害時もあると安心かなと即席のお味噌汁を備蓄しています。
我が家では生みそのものとフリーズドライのものと両方準備しています。
ちょっと汁物が欲しいなという時にぱぱっと利用できるので便利ですよ。
うずらの卵加工品
たんぱく質不足にも気を付けたいので、鶏卵よりも日持ちがするうずらの卵の加工品も多めに備蓄しています。
賞味期限は6ヶ月程度です。
我が家ではミートローフに入れたりカレーにトッピングして食べています。
※小さいお子さまは、喉に詰まらせる事故も起きていますのでお気を付けください。
味付きのものはおつまみにもピッタリです!
缶詰だと賞味期限が製造から3年程です。
春雨
カップラーメンや袋麺の備蓄の代わりに我が家では春雨を備蓄しています。
春雨は麺を揚げたりしていないので2年ほどと賞味期限も長めです。
お湯で簡単に戻せるので、災害時はインスタントお味噌汁に入れて食べる予定です。
冬場にはお鍋に入れてラーメン代わりにするのも◎
我が家ではたんぱく質補給も兼ねて緑豆から作られている春雨を備蓄しています。
個包装になっているとさらに便利ですよ。
おかゆ
お米の他に、おかゆのストックを増やしています。
災害などで精神的に辛いときは食べ物が喉を通らず、水分量の多いおかゆが食べやすいと体験者の方がおっしゃっていました。
また、おかゆはパックご飯などと違い温めなくてもそのまま食べることが出来るので、ガスや電気が止まってしまっても問題ありません。
おかゆも色んな味のバリエーションがありますが、我が家では梅干しの備蓄があるのでシンプルな塩味のものを購入。
青汁
災害時には野菜不足が問題となりますが、食料備蓄の失敗でも書いた通り乾燥野菜の備蓄はしないことに決めました。
その代わり我が家では青汁を備蓄しています。
野菜はなかなか食べない子どもも青汁だと飲んでくれるので、日頃から重宝しています。
賞味期限が長いのも魅力です。
失敗から学んだこと
やはり備蓄の基本は普段良く食べるもののローリングストックがオススメ!
また、人がオススメしているものは、まずは自分で試してから数を増やしてください。
口に合わず食べきれない事も多々起こります。
備蓄は日常生活とは違い、普段と違う環境で食べるものと想定してください。
普段美味しいと感じているものでも、身体が受け付けないこともあります。
それでもやはり食べ慣れた物であれば、安心感につながると思います。
欲しいと思った物がすぐに手に入らない事が予想されるので、準備はしっかりとしておきたいですね。