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【3~6歳】お箸をうまく使うために練習したい5つのこと

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皆さんはお箸の持ち方は気になりますか?
自分だけでなく、親族や友達、会社の人と食事をした時、目の前にいる人のお箸の持ち方が気になったりしませんか?

私はついつい見てしまいます。
日本は箸文化で、マナーとしてお箸の「正しい持ち方」という型があります。
マナーですので、相手を不快にしないものでもあります。
なのでそこから外れていると違和感を感じてしまうのです。

そもそも「どうしてお箸がうまく使えないのか?」というと、手指の使い方に違いがあります。

お箸は「正しく持てているかそうでないか」判断されがちですが、実はお箸を持つ前に取得が必要な手指の使い方があるのです。

今回は意外と知られていない、お箸を持つ前にお箸をうまく使うための練習方法についてご紹介したいと思います。

お箸がうまく使えない原因

お箸が上手く使えない3〜6歳くらいの子どもは、親指・人差し指・中指の3本指がうまく使えていいないことが多いと言われています。
お箸を持ったり、文字を書いたりするには、この親指・人差し指・中指の3本指が中心となるため、この3本の指が自由に動かすことが出来る筋力を鍛えてあげることが、お箸をうまく使えるようになるコツです。

通常であれば、日常生活の中で積み木や折り紙などの手指を使った遊びや動作を繰り返しすることで筋力が鍛えられます。

しかし近年はテレビを見たりゲームをする機会が増え、お箸を持つのに必要な手の使い方を練習する機会が減ってきています。

また、ご両親が忙しくて“子どもがやるより自分がやる方が早い”と子どもの成長機会を奪ってしまっていることも一因となっています。

お箸を「上手く使えない」を解消する練習

幼少期に「物をつまんで、離す」行為を繰り返して、親指・人差し指・中指の3本指が自由に動かすことをマスターすることが出来ると、お箸の持ち方や鉛筆の持ち方もうまくなります。

①洗濯ばさみをつまむ

洗濯ばさみは親指・人差し指・中指の3本指を使って使用するので、箸をうまく持つ良い練習になります。

商品によってバネの強さは違いますが、既にご自宅にあるものですし、100円ショップのものなら比較的弱いバネなので、小さなお子さんでも使用しやすいですよ。

洗濯の時に一緒に干すのも良いですし、こんなふうに洗濯バサミを使ったおもちゃを作ってあげると喜んで取り組んでくれると思いますよ。

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こちらは型紙配布をされている方がいるので、手作りしたい方はそちらをご覧になってみてください。

>>【型紙配布】洗濯バサミおもちゃを手作りで!アートと指先の知育が同時にできる

なんと言っても、洗濯ばさみは子どもが飽きて使わなくなっても本来の洗濯に使えるので無駄になりません!

②ボタンの留め外し

ボタンの留め外しも親指・人差し指・中指の3本指を使う動作です。

初めは苦戦するかもしれませんが、一度覚えてしまえば自分で洋服が着れるようになるので、忙しいご両親の時短にもなります。

小さいうちはボタンなしの服を選びがちですが、パジャマだけでもボタン付きのものにすると良いですね。

こういった指先を使う知育玩具もあるので、活用されるといいですよ!

③小さな豆をつまむ

小さいうちは大きめの積み木でつまむ練習をすれば良いですが、ある程度の年齢になったら、小さな豆で練習しましょう。

しっかりとつまんでいないと転がっていってしまうので、力加減も重要になります。

④ピンセットでつまむ

ピンセットはお箸を持つ形にも近いので、良い練習になります。

③の小さな豆をピンセットでつまんだり、100円ショップなどで売っているフェルト玉をお皿からお皿に移したりすると良いですね。

⑤衣類をたたむ

衣類をたたむのは、手全体を使っていそうですが、端と端を揃えたりするのに親指・人差し指・中指の3本指を使います。

タオル等や自分の服は自分でたたむようにして貰うと、手指も使いますし、自立にも繋がりますよ。

練習が終わったら

以上のような親指・人差し指・中指の3本指を使う動きに慣れてから、実際にお箸を持ってお箸の練習をしましょう。

この3本の指の使い方が出来ていないうちにお箸をうまく持とうと思っても出来ませんので、焦らずに今回ご紹介した動きを練習してみてくださいね。

お箸をうまく使うために練習したいことまとめ

今回はお箸をうまく使うために練習したいことをお伝えしました。

これらの練習は普段の生活で自立をするために必要なことであり、何も特別なことはありません。

子どもは何でもすぐに知識を吸収してやってみたがるので、「子どもだから」と親が何でもかんでもやってしまうのはもったいない!

ぜひ子ども本人にやってもらって、指先を使う機会を増やしましょう。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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